何となく役に立ちそうな情報 : ネットの医療情報は信用できない?
ネットを利用して、医療・病気に関することを調べる方が増えているそうです。
みなさんは検索した情報についてお医者さんに相談したことがありますか?
ITmediaによると、アメリカ人を対象とした調査で、医療に関する調べ物にネットを活用する人が、ネット人口の増大とともに増えて来ているそうです。
引用:
ヘルスケア情報の入手にネットを使用した人の88%は、欲しい情報をうまく入手できたと回答。入手した情報が「非常に」もしくは「ある程度」信頼できるとの回答は86%に上るが、「非常に」信頼できるとの回答は26%で、2005年調査の37%から下がっている。
一方で、入手した情報を信頼している人は徐々に減っているとのこと。
これは実に正しいことだと思います。ネットで入手した情報のほとんどが無料で手に入る情報です。無料で手に入る情報にはその程度の価値しかありません。
蛇足ですが、きちんと探せばより高度な情報をネットから入手することも可能です。ですが、その情報から自分の知りたい情報を取り出すには、専門的な知識が必要です(事実上、私を含めてほとんどの人には無理)。
私が気になったのは以下の記述です。
引用:
入手した情報について、医者と話したことがあるとした人は58%。逆に、医者との会話に基づき、情報を検索したことのある人は55%に上る。
みなさん、調べたことについて、信頼できる人物に確認をしたことはないのですか?
ネットで入手した情報であろうと、本で入手した情報であろうと、その情報に関しては必ず疑いの目を向けてください。
現在では主治医の話でさえ疑いを持ち、他院でセカンドオピニオンを受けてから信頼して任せる、という流れも確立しているくらいなのですから。
ネット上だけですべてを完結させないでください。調べたことを疑ってみて、嘘か本当か、ちょっとでも気になったら、積極的に相談したり、別の手段でも同じことを調べてみて、自分が納得できるようにしてください。
特にこのサイトは至るところにコメントがつけられますから、調べてみて疑問に思ったらコメントしたり、掲示板で他の人の意見を聞くことも出来ます。
これに会わせて新しい掲示板を設置してみました♪
バセこれ(ココのことです)にツッコミ
バセドウ病のサイトにツッコミ
専門的なアドバイスは一切できませんが、参考程度に活用してみてください(携帯の方は申し訳ありませんが、こちらから入り直してください)。
「ネットで医療情報を入手」71%――米調査 -- ITmedia 引用元はすべてこちらによります。
Google Scholar -- 学術資料を検索できます。より行動な情報に検索にお役立てください。
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