そもそもどういう病気ですか?
バセドウ病はホルモンの病気です。
そもそも私たちの体内では、甲状腺と呼ばれる臓器が甲状腺ホルモンをつくっています。この甲状腺ホルモンは、私たちが新陳代謝を行うのに欠かせないものです。正常な人間の体内で常に作り続けられています。
さて振り返って、バセドウ病というのは、この甲状腺ホルモンを必要以上につくり過ぎてしまう病気なのです。
新陳代謝は、正常に行われているときは、あなたの体の若さを保ち、生命を維持するのに必要不可欠です。
しかしバセドウ病ではそれが過剰になってしまうため、最初に書いたような症状が起こります。同じことをもう一度書いておきましょう。
- 喉のところ(甲状腺)が腫れたようになる
- 眼球突出(目が飛び出る)
- 頻脈
- 食欲の増大、体重の減少
- 高血圧
- 発汗過多(夏の暑さに耐えられない)
- 体温上昇(微熱)
- 精神的に不安定、イライラする、集中力低下
- 髪質・体質の変化
- 無気力・やる気が起きない
- 疲れやすい
- 手の振え(調べ方:手の甲の上に薄い紙などを置いて確認する)
- 過敏症(痛覚過敏などになることもある。かゆみなどもある)
- 被害妄想(妄想まではいかずとも多少攻撃的な性格になることがある)
どうしたらバセドウ病になりますか?原因は?
煙草とストレスが悪いというレポートがありますが、原因等はよくわかっていません。特に何かをしたからといってバセドウ病になるわけではないです。
遺伝性がちょこっとあると言われています。両親から直接遺伝するだけではないので、あなたの親戚に似たような病気を持った人がいなかったか、聞いてみると良いかもしれません。
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Last-modified: 2008-05-21 (水) 14:29:33 (JST) (5781d) by ゲスト