5分でわかるバセドウ病 を参考にしてください! |
バセドウ病(簡易版)はここよりも整理されています。 |
病気の認知
- 病気の認知度が非常に低く、通常の健康診断・血液検査ではわからないため、発症していても症状が酷くなるまで気づかない場合がほとんどである。また、医者の間での認知度も低く、長らく誤診される場合が多い。(参考:もしかしてバセドウ病かもしれない・・・ いつ気がついた?)
- 中年以上の女性がバセドウ病に罹患した場合、更年期障害と勘違いする事が多い。
その他、症状に付随して
- 周囲への理解
バセドウ病の認知不足から、周囲への理解へは大変な苦労を要する。 - 医者・医院とのトラブル
症状である苛つきが原因で、医者とのトラブルを起こしてしまう場合が多い。事実、患者の数に対して専門医は少なく、また多くの医者がバセドウ病に対する認知・勉強が不足している。 - 体力が伴わないため、趣味などを一時的に諦めなければいけない場合もある。
治療
過去に当サイトで行ったアンケートでは、メルカゾールという薬による治療が圧倒的に多数だった。バセドウ病が発覚した場合、日本でまず投薬治療が進められる。
薬による治療
抗甲状腺薬と呼ばれる、甲状腺ホルモンの働きを機能を抑える薬を規則的に服用する。血中甲状腺ホルモン濃度を定期的に測定しながら、少しずつ薬の量を減らし、完治を目指す。
甲状腺ホルモンの働きを人工的に抑制することで、通常の生活を営むことが可能となる(ただし、激しい運動や動きを伴う趣味などには医者から止められたり、体力が伴わない場合が多い)が、完治には長い時間を要する。
- 抗甲状腺薬
- 副作用 かゆみ・じんましん、白血球の減少や無顆粒球症が副作用として現れる場合がある。服用開始から3ヶ月以内に多い。無顆粒球症が生じたら直ちに治療を中止し、放射性ヨード投与など別の治療法に切り替える必要がある。副作用は、規則正しく服用しなかった場合に多いので、これらの薬剤の服用には医師の指示に遵守する必要がある。 外部リンク「坑甲状腺剤メルカゾールの副作用」(さらりずむ)
アイソトープ
ヨードの放射性同位元素を服用し、甲状腺の細胞の数を減らし、甲状腺ホルモンの減少を図る方法。およそ2〜6ヶ月で甲状腺ホルモンの量が減少すると言われ、手術よりは手軽で、薬より早く治るのが、この方法の長所である。ただし細胞が減りすぎて、逆に甲状腺の機能低下が発生することもある。
手術
甲状腺の一部を残して、切除する方法。甲状腺を切除することで甲状腺ホルモンの量を調整する。他の治療法より早く完治し、再発も少ないが、入院を要する。また、傷跡が目立つことがある。術後に甲状腺機能低下症に陥ることが多いが、その場合の治療は通常の甲状腺機能低下症と同じである。
なりやすい病気
- パニック障害、強迫観念症
- 鬱病 -- バセドウ病の症状自体が軽い鬱病のようなものだと表現されることもある
- 甲状腺ホルモンが与える影響
遺伝、妊娠、出産
- 多少の遺伝性があると言われている
- 通常に妊娠、出産を行うことが可能
- 投薬治療を行う場合、チウラジールを用いると授乳も行える
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最終更新: 2011-04-17 (日) 01:55:47 (JST) (4720d) by ゲスト
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コメント一覧
父はバセトウ病で、最近私もバセトウ病と判断され。バセトウ病の人は軽く運動したほうがいいでしょうか?