テクノラティ バセドウ病ブログ検索
メイン | 簡易ヘッドライン |
FEED 単体表示



連続幼女殺人事件犯人の宮崎の死刑が執行されたというニュースとともに、いくつか死刑制度についての議論が行われているようなので、ちきりんも書いてみるです。
死刑制度に関しては、いくつかの論点があります。今、日本で問題になっていることだけでも、
(1)死刑制度についての是非論 (2)死刑を執行する法務大臣の恣意性の問題 (3)死刑判決の前例主義の問題
(4)死刑囚の扱いや死刑方法に関する議論 などなど。 (1)については別エントリでまとめてあるので、今回はパス。
最近問題にされがちなのが(2)。ここ2代の法務大臣が法律に基づいて粛々と刑の執行をしているため、議論が高まっている。(とはいえ、本当は死刑確定後六ヶ月以内に執行というのが法律なんで、全然間にあってませんが。)
(3)はよくいわれる「殺したのが一人なら死刑にはならない。」等々の話。一般人には関係ないですが、その世界の人達の間では常識で「おまえは“マエ”もないし、一人殺っただけならすぐでてこれるから」みたいな感じで役割が割り振られたりする。山口県光市母子強姦殺害事件も本来は(あのアホな死刑廃止論者の問題はほっと