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甲状腺ホルモンは、喉にある甲状腺から分泌されるホルモンで、生きていくために非常に重要なホルモンです。脳下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモンなどによって分泌量がコントロールされています。甲状腺ホルモンは、全身のほとんど全ての細胞に作用し、各細胞での呼吸量やエネルギー産生量が増大します。さらに全身の細胞での基礎代謝量が維持または促進されます。つまり、細胞の活動が活発になるということですね。この働きによって、身長が伸びる助けになるということです。骨や筋肉が成長するために、その細胞の活動が活発になることは重要です。前項で説明した成長ホルモンの働きがより効率的に身長を伸ばすのに都合がいいわけです。甲状腺ホルモンが不足すると、全身倦怠感(からだのだるさ)、発汗減少、体重増加、便秘などにつながり、身長の伸びもよくありません。逆に甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるのがバセドウ病です。これは、手足の振るえ、眼球突出、動悸、甲状腺腫脹、多汗、体重減少、高血糖、高血圧などをおこします。どちらにしても、正常な日常生活がおくれなくなりますので、治療が必要です。身長を伸ばすという観点からすると、甲状腺ホルモンが正