患者の約50%に顕著な目の症状(眼球突出症)も出ます。目が眼窩から飛び出してきて、赤い涙目になり、まぶたも腫れてきます。(中略)患者の残り50%は、まぶたの筋肉が収縮するためにわずかな目の突き出しが起こり、このため目を見開いたような見かけになります。
約半数の方に眼球突出がみられます。さらに女性では無月経や過少月経の原因になる事があります。
心さんは書きました:ちなみに、ひろさんがおっしゃる<突眼3〜10%>の記載も貼り付けいただけたら参考になります。
発病前と比べて、はっきりわかるほど眼が出てくる人は10人に2人ほどです。また眼球が突出しなくても、上のまぶたがはれたり(眼瞼腫張)、まぶたが上の方に引っ張られるため目が大きくなったように見える(眼瞼後退)こともあります。バセドウ病による目の異常をバセドウ眼症といいます。
臨床的に明らかな突眼は、バセドウ病患者様の約10%に現れます。まぶたの異常も含めると30%位になると言われています。
しかし実際には眼に対する特別な治療を必要とする人はバセドウ病患者さん全体の約3〜5 %程度と推測されます。
バセドウ病の疾病患者の3割が甲状腺にともなう眼症を発病します。
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