アイソトープとは放射性同位元素(ラジオアイソトープ)のこと。ここではバセドウ病の治療法としてのアイソトープについて記述する。
実際には、アイソトープのカプセルを服用するだけである。服用したアイソトープはほとんどが甲状腺に集まり、甲状腺機能を弱める。通常1回、1回で効果が現れない場合は、数ヶ月後にもう一度服用する。
治療には入院を要する病院もあるが、制度では外来でも治療が行える。
元素という言葉は学校の化学の時間でやったが、同位体(アイソトープ)というのは、原子番号が同じで、質量数が異なる元素のことを言う。
原子番号は陽子の数によって決定しているが、質量数というのは陽子の質量と中性子の質量を合計したもの。つまり、同位体(アイソトープ)は陽子数が同じで中性子の数が異なる原子核をもつ原子。
治療法としていわゆる「アイシトープ」と呼ばれるものは、この同位体の中でも、特に「ラジオアイソトープ」と呼ばれるものを医療に応用したのが、「アイソトープ治療」である。
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