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食事で出来る工夫は、野菜類、キノコ類をしっかり摂る様にする、その分高脂肪のおかずをなるべく減らす、塩分を抑えて食があまり進まないようにする、しっかり噛みながら適度な速さで食べる、和食中心の食事を基礎とする(洋食、中華料理系は往々にして高カロリーです)。
本日はこの検証をして行きたいと思います。
ヒトが満腹を察知し、それ以上の食欲を抑える機構は脂肪細胞から放出されるレプチンに起因するものである事は以前に説明したかと思いますが、それだけではなく、血糖値の上昇、胃の物理的伸展といった事も満腹中枢の刺激に関わっています。野菜類やキノコ類はほとんどが繊維質ですから、沢山摂ってもエネルギーになりませんし、線維(特に水溶性)には糖を小腸から吸収するのを穏やかにする作用があるので、体が急上昇した血糖を脂肪細胞に押し込ませる事も少なくなりますし、腹持ちも良くなるという利点があります(おかずが全くない状態で甘い物だけを摂った時、短時間ですぐ腹が減るという経験はないでしょうか)。また、しっかり噛みながら適度な速さで食べる事は腸管から糖が吸収され始める状況を作り出し、血糖が上がる事でそれ以上