二次性副甲状腺機能亢進症とは?

投稿日時 2007-10-10 14:21:02 | カテゴリ: バセドウ小ネタ

二次性副甲状腺機能亢進症と呼ばれる病気があります。

これを効能効果する治療薬のレグパラ錠がお薬として承認されたそうなので、ちょうど良い機会として、二次性副甲状腺機能亢進症についてごく簡単にご紹介します。
甲状腺亢進症の代表的な病気「バセドウ病」は、きっかけ・原因等がよくわかっていない病気です。

一方、二次性副甲状腺機能亢進症は長期透析が合併症に多く、肝臓へのダメージがきっかけで、カルシウム不足が起こり、それを補うために副甲状腺ホルモンの分泌過多におこります。

「二次性」と言われると「亢進症の人がなりやすいの?」と思ってしまいがちですが、そういうわけではないみたい。

症状等、もっと詳しい説明は以下から読めます。
http://www.soryu.jp/jinzo/donguri/pth.htm
http://home.att.ne.jp/zeta/mucho_gusto/kidney/huku.html

ホルモンの分泌過多→亢進症という流れは同じですね。


さて、今回承認されたレグパラ錠は

引用:

カルシウム受容体に直接作用するという新しい作用機序により、副甲状腺ホルモンの分泌を抑制し、血中PTH濃度を低下させる。


お薬だそうです。発売元のキリンファーマは透析分野に力をいれている企業。キリンビールと同じグループです。


引用元、ニュースソースはこちら。
http://www.yakuji.co.jp/entry4582.html



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http://basedow.etupirka.org

このニュース記事が掲載されているURL:
http://basedow.etupirka.org/thyroid/news/index.php?page=article&storyid=81