兵庫県伊丹市の同市立伊丹病院(平塚正弘院長)は6日、甲状腺眼症の治療のため、同病院で目の手術を受けた患者4人の体内に、止血用ガーゼが置き去りにされていたと発表した。(中略)病院側は04年に2人の置き忘れが判明した後も問題視せず、07年3月に4人目が判明して初めて過去の手術をさかのぼって調査した。全員の術後の検査データを分析した結果、30人については置き忘れがないことが確認できたが、37人については問題がないと断定できなかったという。