- TSH受容体抗体
- TSBAb
- 発生原因
- 測定方法
- 人体への影響
- 現在のバセドウ病治療
TSH受容体抗体とは、体内で甲状腺刺激ホルモン[3]の働きをして甲状腺ホルモンを過剰に分泌させ、甲状腺機能を亢進させるバセドウ病[4]の原因となる抗体である。
TSHレセプター抗体とも言い、血液検査ではTRAbと表記されることもある。
TSH受容体抗体は、甲状腺を刺激するTSAbと、それをしないTSBAbに分類できる。
2つの測定方法が採用されている。
- TRAb測定(コスミック)
- 高感度TRAb測定(コスミックCT・ヤマサ)
高感度の方がより信頼出来るが、現在は専門病院以外では検査にあまり対応していない。
TSHのように振る舞い甲状腺[15]機能を亢進させる。
しかしTSHとは異なり、人体の力ではこの受容体抗体の働きを抑制できない。
TSH受容体抗体の発生メカニズムや正体が明らかになっていないため、現在の治療法はひたすら甲状腺機能の亢進を抑えることのみしか出来ていない。
なお、実際には風邪などの病気も原因が明らかとはなっていない。
新しくコメントをつける
コメント一覧