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1 | 混合診療と甲状腺癌の1つの術式の自由診療化 |
etupirka A Member of バセこれ |
ひろ 2007-11-15 5:40
[返信] [編集] 看護の友達と混合診療から日本の社会問題、そして教育問題、日本の未来について熱く語ったのが2日前。今日、こんなニュースを見つけました。 混合診療、厚労省が規制通達 政府の拡大方針に逆行 保険適用外の治療と、保険適応の治療を組み合わせることを混合診療といいます。 今まではびっくりすることに、混合治療ではかかったお金のすべてを全額負担しなければいけませんでした。保険適応外の治療が1つでも含まれることにより、他の治療についても健康保険がきかなくなります。 それが今回解消される運びになったわけです。 とても良いお話に聞こえますが、ここで問題となるのは医療格差の問題です。 今まで、混合治療によって命を助けられて来たのは、全医療費を全額負担出来るだけの、一部のお金持ちだけでした(別に私はその問題を批判しているわけじゃないですよ、むしろお金のある人が先端をリードしている、することが出来るというのは、後の私たち全員の利益に繋がると考えています)。 しかし、この改正によって、一部の人だけが享受できていた保険適応外診療の恩恵の裾野が広がるわけです。つまり、それほどお金持ちでない人も、保険適応外の高度な新しい治療、新しい薬を用いることが出来るようになったのです。 このように、制度混合治療の改正により、お金の問題で、助かる人と助からない人が生まれ、医療格差が広がります。 また、これに伴い今まで例外として捉えられていた一部の高度な治療内容が、また保険適応外となります。今までは助かっていた命が、これで助からなくなることもあるのです。 今回、恩恵を受けられたのは中流家庭以上の人たちだけです。 誰も損をしていないのに格差が生まれまてしまいまいした。これは私たちが考えなければならない問題です。では、公正をきすために、格差を是正するために、法律を元にも戻しますか? まさか、そんなこと言いませんよね 様々な格差がありますが、それらは公共の福祉の実現のために切り捨てられた問題が浮き彫りになっている現象です。 つまり、日本に住む人々の中で、同じ方向を見ている大多数の人と、そうではない少数の人の間で生まれる溝のことを格差と呼ぶのです。(かなり乱暴な言い方ですが。) みんなが同じ目標に向かって努力していながら、その過程で生まれてしまった格差は国が何とかしなければなりません。 しかし、現実的に、年収200万円以下と言われる日本の低所得者層のほとんどは働かない若者が占めています。そういった層は戦後にはなかったなのものです。 いつまでも親に依存した生活をしている人たちに合わせていたら、日本全体の「頑張っている」人の頑張りが犠牲になります。 いつまで税金払い続けても、新しい医療技術が生まれ ない。新しい薬も使えない。先進諸国に比べてもずーっと古いままの医療が行われ、病気になったらそのせいで死ぬかも知れない。医者からは「助かるためには海外に行ってください」と言われてしまう。それはあんまりだと思いませんか? 格差について、新しい格差が生まれる前に、その格差がどういったものなのか認識しましょう。それが本当に見過ごせる格差なのか、見極めましょう。 格差が蔓延した後に「是正しよう、そうしよう」と口だけで言っていたら、どっかの政党と一緒です。ていうか、一度広がった格差は、多くの人の犠牲なしには元に戻せません。 格差が広がってしまったのは、被害が最も少ない初期の段階で、それに気づかなかった、気づこうともしなかった私たちに問題があります。 最後に、この問題はお金で解決できます。お金さえあれば、働かずに好きなことだけをしている人の自由を許すことが出来るのです。でも、そのお金はどこから出ますか?誰が出しますか?お金が湯水のようにあると勘違いしてやってきたのが、今の日本が抱えている多額な国債なのです。 あなたが全ニートとワーキング・プアに一生生きていくために必要なお金を配り続けるというのなら、私は黙りましょう。それが出来ないなら、せめてちょっと考えてみませんか? |
2 | Re: 混合診療と甲状腺癌の1つの術式の自由診療化 |
ゲスト |
ひろ 2007-12-25 14:22
[返信] [編集] 混合診療、全面解禁は見送りだそうです。限定的にスタート、とのこと。 |
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