Re: TSAbについての質問です |
投稿者: わっちー 投稿日時: 2011-2-27 3:37:54 こんにちわ。バセ暦約8年+手術後2年 わっちー(♂)です。 TSAb(TSH刺激性レセプター抗体)は甲状腺機能亢進症で 陽性率が高く、また病状の程度とよく相関すると言われている。 すなわち、この数値が高いということはあまり良い兆候ではないと思いますが、みーさんの場合治療開始からまだ半年程ということで、かつ、T3、T4の数値がほぼ基準値内に入ってきているとの事。 おそらくこれから徐々に下がってくるのではないかと思います。(私の時も基準値の10倍とかになっており、徐々に減る感じでした。) 薬に慣れてくると、飲み忘れが増えてくることもあるかと思いますが、メルカゾールの場合、1回の飲み忘れでも響いてきますので十分にご注意ください。 症状に関して、TSHレセプター抗体が高いとどうなるのか?というのは通常だと甲状腺を刺激してホルモン過多にさせて悪影響が出るのですが、薬でホルモン分泌を抑えているのでホルモン過多の症状は出ないと思います。 後は関連性の症状、眼球突出やその他体調の変化がある場合はすぐに担当医師に相談すればよいかと思います。 以下は参考までに記載しておきます。 TSHレセプター抗体(TSH Receptor Antibody:TRAb)は、本来TSHのみが刺激を与える レセプター(受容体)に対して、阻害又は刺激を行う自己抗体の事。 自己免疫性甲状腺疾患(バセドウ病及び甲状腺機能低下症の一部)の患者血中に認められる。 TRAbには 刺激抗体(Thyroid Stimulating Antibody:TSAb)と 刺激阻害抗体(TSH Stimulation Blocking Antibody:TSBAb)の 少なくとも2種類が存在し,バセドウ病ではTSAbが優位であることが明らかになった。 刺激抗体はTSHレセプターを刺激し甲状腺機能亢進を、 刺激阻害抗体はTSHのTSHレセプターへの結合を阻害して機能低下を引き起こす。 |