甲状腺の手術…

6:Re: 甲状腺の手術…
wacch 12/05 16:41
こんばんわ。わっちーです。
色々と回されて大変ですね(;´д`)
説明をもっとしてくれれば安心できるのですけどね。

バセドウ病の治療について書きますね。
まずは投薬治療
一般的にメルカゾール又はチウラジール(プロパジール)を使用し、半年〜2年ほど血液検査をしながら経過観察し、甲状腺機能関連の数値を見ながら薬を減らしていきます。
飲みはじめから効果が現れるのにおよそ1ヶ月〜2ヶ月かかります。
寛解(薬を飲まなくても良くなる状態)される方は全体のおよそ30%ほどといわれてます。
寛解までは半年〜2年はかかり、5年飲んで寛解、10年飲んで寛解、という方もいます。
2年飲んで効果が薄い方は、手術かアイソトープ治療も視野に入れて考慮するようです。

アイソトープ治療は、放射線ヨードカプセルを飲み、甲状腺の機能を弱らせます。
リスクとして、甲状腺機能が弱りすぎ又は機能が停止して、その後甲状腺ホルモン剤を飲み続けることになるかもしれない。
*甲状腺ホルモン剤はホルモンを補う物なので、副作用はほぼありません。

手術は、甲状腺を摘出する手術で
・亜全摘出(4〜6gほど甲状腺を残す)
・超亜全摘出(2〜3gほど甲状腺を残す)
・全摘出
と分かれており、甲状腺を残す量が多いほど再発の可能性も高くなる。
全摘出した場合は再発はありえないが、その後一生甲状腺ホルモン剤を服用する。

甲状腺を少し残す手術でも、以後の経過により甲状腺の機能が低下又は停止し、甲状腺ホルモン剤を飲み続けることになるかもしれない。

以上のように、各治療法でも利点・欠点があるので、医者と相談しながら納得のできる治療を選んでいきましょう。

尚、隈病院や伊藤病院・すみれ病院のホームページに各治療の詳しい説明もありますのでご参考ください。


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